梅雨にピッタリ。おうちで解ける大人気謎解き『江戸川乱歩の不完全な事件帖』シリーズに挑んでみた!

もうすぐ梅雨。雨の日はどうしても手持ち無沙汰になりがちですよね。
今回ご紹介するのは、そんな雨の日でも楽しめる”おうちで宝探し”!

あの超有名作家・江戸川乱歩の小説をモチーフにした謎解き
『江戸川乱歩の不完全な事件帖』シリーズ第一作目『二銭銅貨とニセ銅貨』バーチャル版です♪

はじめに

『江戸川乱歩の不完全な事件帖』シリーズとは?
博物館 明治村(愛知県犬山市)の謎解きシリーズ。
<2023年5月現在は『江戸川乱歩の不完全な事件帖〜十二面相からの予告状~』全6コースを開催中。
明治時代の建物をそのまま移築した野外博物館・明治村で、
明治時代生まれ愛知県(名古屋市)育ちの探偵小説家 江戸川乱歩の作品をモチーフにした謎と物語を楽しめます。

今回の「二銭銅貨とニセ銅貨」は、シリーズの開始にふさわしく、江戸川乱歩のデビュー作『二銭銅貨』をもとにした物語になっています。

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時は明治。『明治新聞社』と呼ばれる新聞社があった。

そこにはしばしば、
『平井太郎』と名乗る少年から推理小説の“あらすじ”が投稿されていた。
彼こそ、後の推理小説家『江戸川乱歩』その人である。

今回描かれるのは、そんな太郎少年と明治新聞社との出会い。
とある事件の1つの物語である。
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舞台となるのは「明治新聞社」と呼ばれる新聞社。
プレイヤーは新米の新聞記者となり、登場人物達と一緒に事件の真相を追っていきます。

取材!謎解き!そして…?

まずはウォーミングアップ。
現場に残っていた煙草ケースをもとに、謎を解いて目撃者の情報を集めていきます。

目撃者の証言を集めたら、さらに詳しい情報を得るために聞き込み!
消えた人物の特徴を突き止めたり、人相書きを作ったり・・・


徐々に詳しい情報が明らかになっていくので、実際に事件を追っているような感覚を味わえます。

取材(謎解き)を進めていくうち、謎は徐々にレベルアップ。物語も真相に近づいていくのですが…
一筋縄ではいかないのがこのシリーズ。
最後まで油断できない、存分に頭を悩ませることができる内容になっています。


↑タイトルにある「二銭銅貨」も登場…?

今までタカラッシュが発売してきた「おうちで宝探し」ではなかなか見ないようなレアギミックも!プレイ時はそちらにも注目してみて下さいね。

手がかりは“謎”…だけじゃない!


長年多くのファンに愛されている明治村の謎解きアトラクションシリーズ。
今作でも、そのハイクオリティ&高難易度の謎とストーリーを楽しむことができます。

小説作品をもとにしているだけあってストーリー量が多めなのですが、読み飛ばしてはいけません。この謎解きのヒントは”謎”だけではなく、書かれているストーリーの中にも隠されています。

注意深く文章を読み、それまでに得た手がかりと合わせて推理し、真実を突き止める…まさに推理小説(探偵小説)のような楽しみ方が出来るのもこのシリーズの大きな特徴です。
時間制限はないので、じっくり読み込み、推理してみて下さい。

こちらの作品は参加キットがあればいつでも、どこでも挑戦できます♪
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おまけ

今回の謎解きのモチーフ!江戸川乱歩の処女作『二銭銅貨』とは?
1923年(大正12年)に江戸川乱歩が発表した短編推理小説。日本最初の本格探偵小説ともいわれる。

<あらすじ>
新聞記者に変装した”紳士泥坊”によって引き起こされた、電気工場での給料盗難事件。
犯人は捕まったものの、盗まれた金の行方については未だ不明のままだった。
「私」とその友人、松村は場末の貧弱な下駄屋に下宿する貧乏青年たちであったが、ある日松村は「私」が煙草屋の釣銭でもらった二銭銅貨からとある秘密に気づく。彼は隠された暗号文の謎を解き、紳士泥坊が隠した5万円を見つけ出したというのだが…

(→青空文庫で全編読むことができます。謎解きが終わった後に読むとさらに色々な発見があるので、ぜひ読んでみて下さいね!)

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